邦訳マッドマックス関連書籍が2冊も出版!

『マッドマックス:フュリオサ』が5月31日公開と迫る中で、邦訳書籍のリリース情報がでてきました。

●日本語版アートブック
 レジェンド・オブ・マッドマックス 完全メイキングブック

5月31日頃発売
玄光社 A4変型/192ページ
3600円+税

1作目から『怒りのデス・ロード』まで、公式画像を盛り込んでバックストーリーを紹介する内容のようです。出版社のページこちら。
1作目に関してはフランスの研究本「MAD MAX – ULTRAVIOLENCE DANS LE CINÉMA, PARTIE 1」や、映像ドキュメントとして『マッドネス・オブ・マックス』が存在し、『怒りのデス・ロード』はカイル・ブキャナンのインタビュー集があったりする中で、この本がどのような切り口を見せてくれるのか?
アメリカの発売日とほぼ同タイミングなので、邦訳が同時進行して作られた本っぽいですね。とにかく発売を待ちましょう!
※2枚目がオリジナルのカバー

●ジョージ・ミラーと「マッドマックス」
 シリーズ誕生から伝説までのデス・ロード(仮)

5月27日発売
竹書房 400ページ
3300円

2017年に出版されたジョージ・ミラーの伝記本『MILLER & MAX』が、遂に邦訳化となりました。出版は『マッドマックス 怒りのデス・ロード 口述記録集』につづいて竹書房。感謝ですね。
Amazonの商品ページ

ジョージ・ミラーの生い立ちから、『怒りのデス・ロード』完成までの大騒動を記した内容。出版されたのが7年前なので、特に『怒りのデス・ロード』に関しては情報が古い可能性もありますが、とにかく注目なのは『マッドマックス サンダードーム』のパートでしょう。この作品のバックステージに関する情報はほとんど日本語テキストでは存在していないので、初出情報が得られる事間違いなし。私も原書で少し読んだのですが、こちらはこちらで、なかなかカオスな現場だったようです。
ともあれ、こちらも期待しましょう!
※↓カバーアートは原書のものです

●マッドマックス40年史 日本国内編V3

5月31日発売予定
B5サイズ 160ページ予定
3300円(予価)

当方の同人誌です。2019年春に作った「V2.5」から5年が経過してしまいました。完売状態も続きご迷惑をおかけしましたが、ようやくこのタイミングで新しいバージョンへと更新します。加筆修正と再構成で、集大成にしたく思います。
本来であれば『フュリオサ』が5月に公開されて、今年の年末が『マッドマックス』日本公開から45周年になります。その時点でのトピックをまとめて新刊『マッドマックス45年史』としたかったのですが、やはり新作の盛り上がりの中で出すべきなので、今回も「40年史」とする事にしました。
2019年から2024年までの事象は、別途来年に作りたいと思います。
今回の「V3」は、カバーアートをなんと、プロの海外アーティスト、トニー・ステラ氏が提供してくれました。「V2」はメルヴィン・ゼッド、「V2.5」は眼福ユウコさん、そして今回のトニー氏。毎度最高のカバーアートに恵まれております。
表紙の素晴らしさに負けないように内容を作り込んでいきたいと思います。5/末発売予定です。ご期待ください。