バーチャルで往く「マッドマックス」ロケ地ツアー

MAD MAX LOCATION POINTS


色々と賛否両論なGoogle Mapのストリートビュー機能だが、映画ロケ地巡りには最適!

特に30年前とあまりかわっていない特徴的なマッドマックスのロケ地チェックにはかなりの威力を発揮する。


私が2004年末に現地を訪れた時に記憶と、本国サイトのロケ地案内ページ、

そして現地マニアにちょっと補足してもらいつつ、なんとなくロケ地紹介ページを作ってみた。


もちろんこの他にも判明しているロケ地は山ほどあるが

今回は当時の面影が味わえるストビュー機能の対象エリア限定ということで。


で「マッドマックス2」編や、他の映画ロケ地もいずれ。

Old Melbourne road + Little River Road

ナイトライダーとPURSUITが合流するY字路。後の木も含めて当時の面影がかなり残っている。

Cherry Lane :#1

ナイトライダーとマーチヘアーが曲がってくるカーブ。ただそれだけ。いや、印象的なカットなもんで…。

Cherry Lane :#2

ボンゴとの激突、PURSUIT大破、赤電話倒壊、等々派手なクラッシュシーンがこの倉庫街を貫く1本道で撮影された。建物は様変わりしているものの、グーグルマップで見ても当時に近い雰囲気が味わえる。

Kororoit Creek Road

グースがサイレンを鳴らして通過する橋。なんてことはないオーバーパスだが、グース絡みのロケ地はほとんどストリートビュー対象外なので、せめてここくらい…。しかし、ここをバイクで走ってみたいもんすね〜。

Kirks Bridge Road :#1

イエローインターセプターが停っていたT字路。電柱もそのまんま未だに存在している。

手前のアスファルト道「カークス・ブリッジ・ロード」を左へ数100m進むとバイカーたちが転落する橋「カークス・ブリッジ」に辿り着く。冒頭のイエローインタセプター発進のシーンでも画面の隅にかすかに橋が映り込んでいる。

Port Melbourne Gas Works

MFP本部の外観。現在は手前の塀がなくなり、マンションになり色々と増築されてしまっているが、じっくり見るとグーグルマップ上でも未だに面影が確認できるのが驚き。うーん、劇中と同じ角度から見てみたいものだ。

Clunes : Fraser Street :#1

トゥーカッターたちがやってくる田舎町クルーンズ。レトロな景観を保つこの通りは、近年もオーストラリア西部劇「ケリー・ザ・ギャング」のロケ地に使われている。建物の出で立ちは少々変わっているが、未だ30年前の雰囲気はそのまんまの男泣きポイントである。

ちなみにグーグルマップを地図表示に切り替えると、このポイントから少し南下したところに駅が確認できるはず。もちろん「夜空を見上げるたびに思い出す」駅である。残念ながらストリートビューでは見る事ができない。

Crunes : Fraser Steet :#2

クルーンズの補足。カップルのインパラが停っていた交差点。で、奥からトゥーカッターが走ってくる、と。劇中じゃ土煙で何も見えないのが御愛嬌。

あと左に見えるはピンクの象がぶらさがっていた駅長宅。この倉庫、よく見比べると見事に30年前のまんまである。看板も書き直しているが、同じ位置に同じ文言で取り付けられている。すげー!現地探訪した時はそんな細かい事チェックできなかったっす。

Little River Ripley Road :#1

インパラが凹られる場所。左後の木やら積まれた石やらが当時のまんまで驚き。

この界隈は色々とロケ地が集中。このポイントから少し北上するとマックスがババに足を打ち抜かれるポイントになる。

Old Melboune Road

カッコいいサイドカーがグースから違反切符をもらうところ。レンガ作りのよく分からない物体と、手前の道路標示は映画のまんま。当時立っていた木はストリートビューで見ると根元からぽっきりなくなっている事まで確認できる。すげーなぁ、グーグルマップ…。

で、この近辺で本編未使用のカットを撮影。2の回想シーンに出てくるマックスがショットガンを構えるカットがそれ。ストビューじゃ見えないなぁ。あとこの道をこのまま右方向へ1kmほど進むとナイトライダーとPURSUITが合流するY字路に。

Spotswood Pumping Station/Science Works

MFP本部の入り口。奥には中庭が見える。MFP本部は外観カットとまったく違うロケ地で撮影されたのだ。スクラップのインパラを子供がギコギコやってたところですな。ストリートビューからでも奥の方にかすかに中庭が確認可能。そう、グースとジョニーの乱闘シーンの場所。

この中庭はサイエンスミュージアムの一角なので入場料が必要だが、マッドマックス・ファン的には絶対に外せない観光スポットである。フィフ隊長の部屋につながる狭い螺旋階段も見られる。

Claremont Street

マッドマックス好きのバイカーたちがおそらく何100回も見たであろうあのシーンが撮影された場所。劇中だとあまり分からないが、実際は右方向へ傾斜しているのが確認できる。

市街地の真ん中にある割に、意外と当時の面影が残っているのが嬉しい。是非この駐車場からホイルスピンかまして発進してみたいが、路駐車両だらけなのが難点。

Exford Road

ブラックインタセプターが停車するT字路。この道を左折するとすぐに登り斜面のカーブに差し掛かる。そこでガソリン泥棒のシーンが撮影された(ハズ)。残念ながらその肝心のカーブの部分だけストリートビューが切れちゃってるぞー!おーい、なんでだよー!

Farm Road

スーパーチャージャー回すあの並木路っぽいところ。劇中のイメージとは異なり、実際は狭く鬱蒼とした農道である。

ちなみにグースがクラッシュする道、ループの出刃亀パンカーも他の農道で撮影されたが、今の所ストビュー対象外エリア。確か立ち入るのに許可がいる私有地だったような気がするので、残念ながら今後もストビューには反映されないかも?

Kirks Bridge Road :#2

出た!マッドマックス・ファンなら一度はダイブしてみたい、"メルボルンの道頓堀" カークス・ブリッジ。でも現地見た時は水位が浅くて勘弁って感じだった。さあ、色んなアングルで楽しんでくだされ!

ちなみに←の劇中写真だと分かるように右側のガードレールはバイカーたちが川へダイブできるように取り外されている。いわゆるこれが“映画のウソ”って奴ですな。

MaCormack Road

早よどかんかい!の道。ストビューだとリアルに道幅が狭いのが分かる。

しかしマジな話をすると、アクション映画の主人公なら普通、のんきに交互通行に甘んじるのではなく、アスファルト道外れてでもトゥーカッターを追跡するよね。ファルコンのサスじゃキツイのかしらん? まあ勿論、この後に足撃たれる展開のためにこの段取りが用意されたのは理解できるんだけど…。

Littel River Riplay Road :#2

インパラ凹られポイントの先でマックスが足を打ち抜かれるシーンが撮影された。今回、正確な場所がちょっと分からなかったので、大体って事で。目印の電柱はどうも現在なくなってる模様。

で、この道を更に北上するとY字路になる。そこを右折すると"メルボルの道頓堀"カークスブリッジに。ロケ地探訪の際はこの近辺は絶対に外せない!

Emu Creek Bridge

ラストシーンの橋。劇中でも印象深い場所だったが、現在も当時の面影バリバリ。坂を下っていく感じ、爆発を背にしたインターセプターのカットなど色々再現できて嬉しい。

ストビューだと道から外れたジョニー爆殺ポイントが見えないのがちょっと残念か。


本国サイトでは"グーグルアース"で開く事ができるロケ地をマーキングしたDLファイルを配布している。

On Location → Mad Max →file of Mad Max Locations.

で、グーグルアース本体をPCにインストールして、そのファイルを開くと各種ロケ地にアクセスできる。
(地名しか書かれていない場所も多いので、少々分かりづらい)

で、そこからグーグルマップへと飛ぶ事が可能。ロケ地チェックには便利なので時間があれば是非どうぞ。

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